2009年10月13日火曜日

飽食の時代に。

ジョギング帰りに衝撃的な新聞記事。
自分で読んでみたくて買いました。

シドニーでは毎年10億ドル(約800億円)もの食品を捨てている、
というこの記事。
廃棄されてる項目としては以下のとおり。

・生鮮食料品
・食べ残し
・持ち帰り専門店の売れ残り
・飲み残し飲料品
・冷凍食品

国産品の多いオーストラリアですが
これはもったいない話。
自給率が低いのに、捨ててる日本とよく似てます。
(日本は輸入してまで捨ててるのでより深刻に考えたいですが。)

確かにフードコートやレストランでの食べ残しはひどいです。
目の前で置き去りにされていくのをみると
いやな気分になるくらいの食べ残し率。
テイクアウェイショップ(持ち帰り専門店)も
ショーケースの見た目を考えてか、
ものすごい量を作るので
夕方閉店近くになると余りを格安で販売してます。
(それでも完売しない・・・・)

基本的な1人分の量が多いのが問題かと。
日本の1.5倍近い量かな、と思います。
冷凍食品も巨大な袋。
家庭で大型冷凍庫を持っていることが多いのでこうなるんでしょう。
もっと減らせばいいのに、とよく思う。

「お茶碗に米の一粒も残してはいけない」と躾けられた娘なので
食べ残しにはどうしようもない罪悪感を覚えます。
(嫌いなものが多いので大変だけど。)

食べ物をめぐる問題は世界的な社会問題。
豊かな国だからこその「悪しき習慣」になりつつありますが、
いまもどこかで餓死してる人々がいることを忘れてはいけないと思います。
食べ物は無限じゃないんだし。

冷蔵庫や食品在庫のマネージメントはこまめに。
食べ物を無駄にしない生活スタイルを模索しないとね。

古き良き日本人の心、忘れてませんか。
「もったいない!」

「毎日食べられること」に感謝しないとね。

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