2012年9月18日火曜日

わたしを励ますもの。

精神的に参って、朝から通勤中に涙が出る。
いろんな考え事をして、もう、気分が悪くなっていた。
所構わず涙を流すのは、いい年してやめてほしい、と
毎回、思う。電車の車窓が、とても苦手だ。

拍車をかけるように、仕事で問題が起きたり、
追い詰められた気分になったり。本当に散々だった。
机では泣かない、と決めているけど、その代わりに
どこかに数分逃げる。

それでも時間は過ぎるし、約束も出張もあった。思い出すと
もうひとりの私は、ちゃぶ台ひっくり返したいくらい
いらいらしてたような気がする。

朝の打ち合わせは、ほとんど、互いの人生相談のよう。
みんなそれなりに、言葉にならない気持ちを抱えて
生きていると思いながら、聞いていた。今の私が
できるのは、聞いてあげること。知っていてあげること。
話す相手に、私を選んでくれたのだから。


そんな余裕は、正直、自分になかったにせよ、聞いてあげたいとは心から思った。
そのお返しだったのか。日々自信を喪失してた私を、知ってか知らずか。
偶然にも、温かい言葉をくれた。

「英語もよくできるし。自分が今まで会ってきたコーディネーターの中では、
the bestだよ。とても話しやすいし、いつも気にかけてくれている。本当だよ。」と。

ありがとう。
 
このタイミングで、なんとありがたかったことか。
日記に書く代わりに、ここに残しておきたい、と思う。

言葉は、時に何倍もの力を与えたり、奪ったりする。
だからこそ、言葉はとても大切だ。日本語であれ、英語であれ。

涙目の中、都内に向かう駅で、目に飛び込んできた看板。
「あなたまで、励ましてくれるん?」と、眺めていた。

平常心で出張はこなしたものの、心の忙しい日だった。

さぁ、明日から、もう1回、みんなにどうやって、「違う言葉」とつきあってもらうか、考えよう。
それが、私の仕事だった。短命かもしれないからこそ、何かを残さなきゃ。

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